〇上眼瞼切開術
上瞼の皮膚の被りや弛みが強い場合は、二重ラインの上の皮膚を切除することで自然な二重を形成できます。眼輪筋の弛みが強い場合には一部切除したり、眼窩脂肪が多い場合は脂肪を除去します。
髪の毛よりも細い糸で5mm間隔に縫合するため傷痕は殆ど分かりません。
手術法
1 希望の二重ラインと切除する皮膚のデザインを描きます。
2 局所麻酔の注射をした後、デザインに沿って皮膚とその下の眼輪筋を一部切除します。
3 バイポーラで止血処置をした後、非常に細い(髪の毛の半分程度)8-0の黒ナイロン糸で細かく縫合します。この際に3点のみ瞼板前組織に縫合糸をかけて二重のラインが形成されるようにします。
・加齢とともに瞼の被りが気になる方
・幅の広い二重ラインを希望の方
腫れ・内出血
4~5日をピークに1週間程で退いて行きます。
違和感
術後、上瞼の圧迫感や違和感を感じることがありますが徐々に軽快します。
テーピング
腫れを防ぐために手術後3日程二重のラインの下側に肌色のテープを貼って頂きます。
抜糸
7日前後で抜糸します。
メイク・洗顔
抜糸までは目の周りのメイクと洗顔は控えて下さい。
コンタクトレンズ
術後の経過によりますが、3~5日後ぐらいから装着可能です。
切開創部
切開部は術後ピンク色から徐々に薄くなって行きます。
個人差はありますが3ヶ月くらいで殆ど目立たなくなります。
内出血
腫れ
赤み
むくみ
痛み
左右差
傷跡
感染
※この他にも予期しない症状が現れる可能性があるので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。