NAD+とは「ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド」と呼ばれ、私たちの身体で自然に生成されており、生物が生きていくために必要なエネルギーを作る物質です。
ビタミンB3(ナイアシン)の一種で、食品やサプリメントから摂取することができますが、加齢とともに減少し臓器や組織の機能低下など、さまざまな老化現象を引き起こすと考えられています。
NAD+補充療法とは、体内のNAD+を増加させることで細胞を活性化させ、複数の効果が期待できるアプローチです。点滴、皮下注射・筋肉注射、点鼻薬やサプリメントがあります。高濃度のNAD+を素早く血管内から体中の細胞へ行き渡らせるため、直接静脈内に点滴で投与する事をおすすめしております。
1時間程度
ほぼなし~1時間以内
※副作用詳細
NAD+の点滴は一般的に安全に配慮されており副作用はほとんど報告されていませんが、個々の体質や状態により以下の副作用が現れる可能性があります。
・注射部位の不快感
点滴の際に注射部位周辺で軽度の痛みや不快感が生じる場合があります。これは一般的には軽度で一過性のものであり自然軽快が期待されます。
・動悸や胸の閉塞感
NAD+レベル上昇によるミトコンドリア機能上昇からくる症状と考えられています。不整脈とは異なり脈拍自体は正常ですが動悸の感覚を自覚することがあります。一時的なものであり、点滴の速度調整によって症状は消失し点滴を完遂できることがほとんどです。
・点滴後の倦怠感
・消化器系の不調
投与後に消化器系の不快感(吐き気、下痢、腹部不快感など)を経験する場合があります。
・頭痛
点滴後には一過性の頭痛が起こることがあります。特に点滴の場合には体内のNAD+レベルの急な変化によるものと考えられています。そのため点滴は時間をかけて行います。
・アレルギー反応
非常に低い頻度ですがNAD+点滴に対する過敏反応が報告されています。皮膚の発赤、じんましん、息切れ、心拍数の増加などがあります。極めて稀な重度のアレルギー反応(アナフィラキシーショック)の場合には直ちに総合病院での治療介入が必要となることもあります。
・その他の症状:便秘や採血データ上のビリルビンやγGTP、LDH、ALP上昇など
※効果には個人差がございます。
未承認医薬品等であることの明示、入手経路等の明示
本治療に用いる製剤は、原産国はアメリカです。本製剤は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものです。「医師等の個人輸入」により適法な輸入許可を得ています。日本では、未承認医療機器を、医師の責任において使用することができます。
※ご参考:個人輸入に関する厚生労働省の案内
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/overseas_report/index.html
国内の承認医薬品等の有無の明示
本治療に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
諸外国における安全性等に係る情報の明示
(参考文献)
1.Crit Rev Biochem Mol Biol. 2013 Jul-Aug; 48(4)
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6.Signal Transduct Target Ther. 2020; 5: 227.
7.Pharmaceuticals (Basel). 2020 Sep; 13(9): 247.
8.Front Aging Neurosci. 2019; 11: 257.
9.Nutrients. 2022 Aug; 14(15): 3231.
医薬品副作用被害救済制度等の救済の対象にはなりません。
アレルギー反応
住所
京都府京都市中京区河原町通二条下一之船入町537—20FIS御池ビル8F
アクセス
京都市役所前駅 2番出口すぐ
営業時間
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