光線治療（PDT)は、ポルフィリンという光感受性物質を利用して行う光治療です。ニキビや赤ら顔、脂性肌などの症状に適応があります。
光線治療では、まず施術を受ける前にALAというアミノ酸の一種を内服、あるいは肌に塗布します。
このアミノ酸は体内に入ると皮脂腺に集中して取り込まれ、ポルフィリンという光感受性物質に変化します。
光線治療は、このポルフィリンの性質を利用したものです。ポルフィリンには特定の波長の光を浴びると毒性を持つ性質があります。
ポルフィリンが皮脂腺に集まった時点で光を照射することで、皮脂腺の細胞、あるいは皮脂腺に集まってきた雑菌を破壊する効果が期待できます。
治りにくいニキビに悩んでいる方、さらに皮脂の過剰分泌も抑えられることから脂性肌で悩んでいる方におすすめの治療です。

2〜3時間程度

1週間程度