会陰部贅皮切除術は、出産によって傷ついてしまった会陰の形を整える施術です。
会陰は膣と肛門の間にある部位のことをいいます。会陰は出産時に赤ちゃんが産道から出やすくなるようにあらかじめ切開されたり、そうでない場合も赤ちゃんが出てくるときに裂けてしまったりして、傷跡が残りやすい部分です。出産時にできた会陰部の傷は縫合され、傷あとも時間の経過とともに治癒していきます。しかし、なかには傷あとがきれいに治らなかったり、出産前と形が変わって違和感やコンプレックスを感じられる方もいます。
そこで、会陰部贅皮切除術は会陰部の余分な皮や傷あとを切除し、会陰部の形を整えます。実際の施術では本人の希望や会陰の状態に合わせて余分な皮などの切除した上で縫合し、形を整えていきます。産後のデリケートゾーンの変化が気になる方、パートナーに指摘されて悩んでいる方、排尿時に痛みがある方などにおすすめの施術です。

【施術の特徴】
麻酔の方法：注射針は極細のエンジェニードルを使用し、時間をかけてゆっくり局部麻酔しますので麻酔の痛みが弱いです。
抜糸：溶ける糸使用の為抜糸が不要（通常3週間前後でぽろぽろと取れてきます）

30分程度

数週間程度