サブシジョンは、皮下の癒着した真皮と筋膜を剥離することでクレーター状のニキビ跡や傷跡などによってできた皮膚の凹みを改善する治療法です。
クレーター肌の原因は様々ですが、ニキビによる慢性的な炎症が続くと、線維化(皮下組織が固くなる状態)が起こり、この線維化した組織が皮膚を引っ張ることで、肌表面に陥没ができてしまうことがあります。
サブシジョンでは、医療用の特殊な針で線維を切断・剥離し、引っ張っている力を解除します。自己治癒力が促進され、コラーゲン産生と皮膚の再生を促し、凹凸のない美しくなめらかな肌へと導きます。

ニキビ跡の治療として利用されることが多いダーマペンなどは、皮膚に対して垂直に針を作用させるため、線維を断ち切ることが難しいとされています。
それに対しサブシジョンであれば、皮膚に対して横方向から針を刺し、前後に動かしたり針の向きを変えられるため、効果的に線維を剥離・切断することが可能です。
サブシジョンは、クレーターの種類によっては効果が見込めない場合があります。自己判断が難しいケースが多いため、医師が診察を行ったうえでサブシジョンが適用かどうかを判断いたします。

30分程度

1週間程度