ワキガ・多汗症治療の剪除法手術は、術後は一時的に目立つ傷にはなりますが、ワキの元々あるシワに沿って切開しますので、時間とともにワキのシワと見分けがつかなくなります。
剪除法を行うもう一つのメリットとして、ワキガのニオイのみならず汗の量が減ります。
ワキガ・多汗症の手術剪除法はニオイの原因、アポクリン腺を直視下で取り除いていきます。
直接見ながら取り除くため、ほとんど取り残しがありません。
また、傷跡がより目立たなくなるように、出来るだけ小さい切開で行います。
当院では、アポクリン腺だけでなく、エクリン腺も同時にできる限り取り除いているので、完全ではありませんが、汗の量は軽減できます。（エクリン腺は皮膚の構造上、完全には取り除けません）
また、毛根も同時に除去するので減毛効果もあります。
ワキガは遺伝するため、両親がワキガであれば約80パーセントの確率で、片親がワキガであれば約50パーセントの確率でその子どももワキガ体質になります。
ワキガとよく混同される症状に、多汗症（たかんしょう）がありますが、多汗症とは、体温調節に必要な通常の範囲を超えて、異常に発汗増加する症状です。

30分程度

1週間程度