鼻中隔延長術とは、上がっている鼻先を下げたり、低い鼻先を高くしたりする鼻整形です。
鼻中隔とは、鼻腔を左右に仕切る壁のことで、鼻中隔延長術は、鼻中隔に軟骨を移植して鼻中隔を長くし、ここに鼻先を下に引き下げた状態で縫いつけます。
鼻中隔への移植には患者様自身の耳介軟骨をもちいて鼻全体を調整します。
具体的には、耳介軟骨（耳の軟骨）、鼻中隔軟骨、肋軟骨（胸の肋骨の近くにある軟骨）の中から、患者様の体の状態や仕上がりの希望に適したものを使用します。
自分の体の一部を生きた組織として使用するため、触り心地も自然です。また、術後の生活での軽い衝撃やケガにも強いです。
鼻中隔延長に使う耳介軟骨は、耳の後ろの傷が目立たない付け根部分を2cmほど切開し採取するため、傷あとはほとんど目立ちません。実際の施術は、
【1】軟骨を採取する
【2】鼻柱を表から切開する
【3】鼻中隔の延長方向を見極めながら軟骨を移植する
【4】延長した鼻中隔に合わせて鼻先の軟骨を縫いつけて形を整える
という流れです。
鼻の下が長く見える人、鼻先が上を向いている人や鼻が短い方、鼻の穴が目立つ方におすすめの施術です。

1時間半程度

1か月程度