CO2レーザー（炭酸ガスレーザー）は、10,600nmの波長で水分に吸収されやすいレーザー光を用いて、皮膚表面にある組織を“蒸散”という形で削り取る医療用レーザーです。当院ではこのCO2レーザーを、目的に応じて2種類の方法で使い分けています。

1．フラクショナル照射（肌質改善）
レーザーを点状に多数照射することで、微細な“肌の傷”を人工的に作り、その修復過程でコラーゲンが生成され、肌が再構築される治療です。
毛穴・ニキビ跡・小じわ・ハリの低下など、肌全体の質を底上げしたい方に◎

2．スポット照射（ほくろ・いぼ除去）
CO2レーザーをピンポイントで1点に集中照射し、ほくろやいぼ、脂漏性角化症などの盛り上がった皮膚病変を物理的に削り取る治療です。
切除よりもダウンタイムが短く、再発や傷跡リスクも医師の判断で最小限に。

1時間程度

1週間程度