ケロイド・傷跡修正とは、凹凸や色の変化によって目立っている手術痕や火傷などの傷跡を可能な限り目立たなくする治療です。傷跡が硬く盛り上がったり、赤みが残っていたりする状態は、見た目の問題だけでなく、痛みやかゆみを伴い、日常生活に支障をきたすこともあります。ケロイドは傷跡が元の範囲を超えて周囲の正常な皮膚にまで広がるのが特徴です。放置するとさらに成長する傾向があり、自然に治ることはほとんどないため、適切な治療が必要です。また、傷跡には「肥厚性瘢痕」と呼ばれる状態もあります。赤く盛り上がるものの、ケロイドほど激しい症状を引き起こすことはありません。時間の経過とともに徐々に小さくなったり、目立たなくなる場合もあるため、軽度の場合には経過観察で対応できることもあります。ただし、瘢痕が目立つ場合や痛みがある場合は、治療をした方が良いでしょう。当院では、このような目立つケロイド・傷跡に対し、切開法とケナコルト注射の2つの治療法を提供しています。手術痕やヤケドの傷跡が気になる方に対し、当院では患者様の症状やお悩みに応じたプランをご提案しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

1時間程度

1週間程度