よく「ストレスが溜まってウツになった」などと聞かれますが体の中では何が起こっているのか？そもそもストレスとは何なのか？
なぜストレスで鬱や不眠、倦怠や様々な疾患を誘発するのか？
結論から言うと様々な研究から推定されているのは慢性のストレスは《蓄積された脳の疲労》です。
では脳の疲労とは何か？
脳の疲労とはミクロな視点で言えば細胞の電力低下、エネルギー低下です。
脳細胞は思考や記憶、感覚の認識、運動制御などの情報処理過程で電気信号を使っています。
その電気を発生する力はどこから得ているかというと細胞の中に多数存在するミトコンドリアの中で糖などの栄養物質から酸素を利用して電子を取り出しその電子のエネルギーで細胞膜内外に電圧を発生させ電力を溜めています。電力を溜めた神経細胞は刺激に応じて放電しシナプスを介して接している次の細胞に電気刺激を伝え情報処理利を行っていきます。
つまり脳の神経細胞は糖と酸素を使ってミトコンドリア発電機で発電し細胞膜の電池を充電し必要に応じて電力を放電して電気信号を発生させ他の神経細胞に電気信号情報を伝える。こうやって精神活動や運動指令を行っています。

30分程度

ほぼなし～1時間以内